family

Generations of Art. The Mizushima Family Story

水島家 彫刻家三代の系譜

水島太郎1979年~

彫刻家の祖父・水島弘一氏、父・水島石根氏より脱乾漆技法などを伝承。戦時中に復活した脱活乾漆技法を受け継ぎ、境界をテーマに制作。対話や共感を通じて相互理解を促進し、多様な人々が共存できる世界にしたいと願いを込めて現代美術家として活動。天平時代の古典技法を使いながらも、訴求力の高い作品を制作。精力的に活動している。

水島弘一1907-82

東大寺に身を寄せ、創作活動を続けた彫刻家。鹿背山にアトリエを開き、終生祈りを通じた制作を行う。木彫、ブロンズ、乾漆により仏像、裸婦、母子像などを制作し幅広い表現の彫刻家

水島石根1939-2024

水島弘一に指南を受け制作する。独特の繊細さとやさしさのあふれる作品を生み出し続けた彫刻家。温かな風合いの陶芸作品も数多い。