
新しいアートの試みとして、「音楽家シリーズ」の制作をスタートしました。偉大な作曲家たちの名曲からインスピレーションを受け、視覚的なアートへと変換していくシリーズです。
その第一歩として現在向き合っているのは、「ピアノの詩人」ショパンの代表曲『英雄ポロネーズ』。
華麗で誇り高いこの曲ですが、中間部で鳴り響く左手の「ダダダダダダ…」というオクターブの連打を聴いていると、私にはまるで巨大な怪獣がズシン、ズシンと大地を揺らして行進してくる足音のように感じられるのです。
そこで、私が描く「英雄」は、ゴジラのような規格外のスケールを持つ大怪獣の姿で表現することにしました。
本日公開するのは、その本番に向けた骨格です。
あの地響きを立てる左手の連打をそのまま実体化させたようなこの姿を、**『左手のポロネーズ』**と名付けました。そして今日2月22日はショパンの誕生日(諸説あり)にちなみ、作品番号は「Op.222」としています。
今回ももちろん、私がメインで用いている天平文化の国宝仏像と同じ伝統技法「脱乾漆(だっかんしつ)」で制作を進めています。
西洋のクラシック音楽のエネルギーを、日本の古典的で堅牢な技法で「怪獣」として実体化させる。
サビ漆ならではの無骨で味わい深い錆色のテクスチャの中に、すでに圧倒的な重圧と地響きが宿り始めました。ここからどんな完全体の怪獣へと進化し、堂々たるパレードを見せてくれるのか。
完成までのプロセスも、ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
【Op.222: The Left-Hand Polonaise】
Inspired by the heavy, rumbling bass notes of the left hand in Chopin’s Heroic Polonaise.
As with my other works, this piece is created using my signature technique, “Dakkatsu Kanshitsu” (hollow dry lacquer). Please notice the rugged, earthy rust texture created by the “sabi-urushi”. The skeleton of a giant monster is finally emerging!
【Op.222 : La Polonaise de la main gauche】
Le grondement sourd de la main gauche dans la Polonaise héroïque de Chopin prend vie sous la forme d’un monstre géant.
Cette œuvre est réalisée avec ma technique de prédilection, le « Dakkatsu Kanshitsu » (laque sèche creuse). Appréciez la texture brute et rouillée créée par le « sabi-urushi ».
【Op.222:左手波蘭舞曲】
蕭邦《英雄波蘭舞曲》中,左手震撼大地的低音在此化身為巨型怪獸的骨架。
一如往常,本作採用我具代表性的「脫乾漆」技法製作。請欣賞由「錆漆(Sabi-urushi)」呈現出粗獷且深沉的鐵鏽質感。怪獸的遊行仍在繼續!
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