071119 原点の桃

19日は、父と妻と娘、三人の誕生日。
この日だけは、時間がひとつに戻っていくような感覚がある。
誰かに渡すための“配る桃”ではなく、
生まれた瞬間の核に触れるための桃をつくった。

葉を一枚だけ添えたのは、
生命のはじまりを象徴するため。
底に刻んだ細い割れ目は、
光が通り抜ける境界そのもの。

「渡す桃」の原点に還る。これが、僕にとっての19日の桃。
写真はパエリアチャンピオンから教えてもらう深夜の料理講習会 リストランテナカモト
シェフだらけの中にシュフを一人送り込みました。
出汁が決めてということで次回のパエリア🥘はたのしみです。
今日も素敵な一日を。

071119