5.22 奏(かなで)

愛せよ人生において良きものはそれだけである

ショパンの恋人、ジョルジュ・サンドの言葉だそうです。

原田マハさんの本のなかでこの言葉に出会って心に残っているひとつの言葉です。

彫刻をしていると、つい形を整えることに意識が向いてしまいますが、人が作品に心を動かされるのは、そこに「愛」があるかだけなんだとおもいます。

恋人への愛だけでなく、素材への愛、手を動かす時間への愛、家族への愛
誰かのために形を贈ることへの、ささやかな気持ちも。

何が「良いもの」かを決めるのが難しい時代にあって、
この言葉はとても響きました。
愛のある作品は音を奏でる。
東洋陶磁美術館で「一緒に企画を考えたいね」と、
haluさんとは何度も話していました。
実現に向けて少しずつ動き出していたその矢先、道半ばで亡くなってしまいました。
「美術と音楽と人とをつなぐことを本気で考えていた人でした。
どうにか形にしたくて、祈るように手を動かしました。
できあがった夫人俑を、今度の台湾展に連れていきます。
haluさん、ありがとう。#東洋陶磁美術館 #halu #夫人俑#水島太郎

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