文化を結ぶ日――一粒万倍日・大安・高野山へ

こんにちは、水島太郎です。

2025年5月15日。今日は「一粒万倍日」と「大安」が重なる吉日です。「大明日」「天恩日」も加わり、新しいことを始めるにはこれ以上ない日。私は今、高野山へ向かっています。

一粒万倍日は、「たった一粒の籾が万倍に実る」とされる日。創作でも暮らしでも、どんなに小さな一歩であっても、未来の大きな実りにつながるという教えです。

たとえば――

・道具の手入れをする

・古いスケッチを見直す

・誰かに感謝の言葉を贈る

これらはささやかですが、「実りのはじまり」になる行いです。私たちの創作もまた、目に見えないところで積み重なり、やがて形となって立ち上がるのです。

奈良の友人メヘラリくんの絨毯にも、そんな時間の積層を感じます。正倉院の文様とペルシャの美意識が織り重なり、文化と文化が静かに対話しているようです。

今日は、高野山の空気に触れながら、心と体を整え、シルクロードをめぐるエッセイの構想を練ってみようと思います。

皆さんも、自分だけの「小さな始まり」を見つけてみてください。それが、未来のあなたを支える一本の糸になるかもしれません。

#一粒万倍日2025

水島太郎(高野山へ向かう道中にて)

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