勝手に向き合うシリーズ:岡本太郎
1970年、万博会場で岡本太郎は丹下健三の設計した屋根を突き破り「太陽の塔」を天へと突き出した。 その造形は時代の秩序を挑発し、未来への問いを空に放ったようだった。 一方、岡本ではない水島太郎である僕は、 上も下もない、ただそこにあるだけの、平和な作品を作った。 破るのではなく、ほどく。 突き破るのではなく、たゆたう。 それが僕の「向き合い方」なのかもしれない。 岡本太郎という爆発と、 水島太郎という静かな膨張。 そのあいだに横たわる時間に、僕は耳を澄ませている。
Taro








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